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sono's piano classroom

兵庫県三木市の「園ピアノ教室」ブログです♪ 教室情報をメインに更新中。

広がる選択肢

Category教室理念
寒さも今日までといったところでしょうか。
昼日中の日差しには春が感じられます。


今日は先月入室されたばかりの4歳の男の子のレッスンでした。
入室されてわずか一か月半で一冊目の教本が修了しました。

…早い…早すぎる(^◇^;)

確かに文字もよく読める、コミュニケーションもよく取れる、ピアノの前に集中して座っていられる時間も長い、おりこうさんな子なのですが。

さて、次の教本を用意しないといけないのですが、この子の学習スピードで今使っている教本シリーズを使い続けてよいのか、ふと考えさせられました。

ここ数年でしょうか、ピアノ教本の出版ラッシュで教室で扱う教本の種類も増えてきました。特に多いと感じるのが「導入期」の教本。

私も自分の教室を「初めてのピアノ教室」として選んでくださった生徒さんに、まずは楽しんでピアノに触れてほしいという願いを持っていますので、レッスンで主に使うことになる教本選びはなかなか一筋縄ではいきません。

そもそも成長の幅の大きい4、5才の幼児が皆同じ教本でレッスンできるわけもなく、テキストも

・一つの要素をくりかえし扱う進度のゆっくりしたもの(飽きることがある)
・できたら、はい、次!…といったように異なる要素が次から次へと盛り込まれたもの
・テキスト一冊を短期で終わらせられるため、生徒のモチベーションを保つことはできるが、次々テキストを購入しなくてはならないため、保護者に金銭的な負担がかかるもの

などなど、メリット・デメリットをとっても様々あり、広がる選択肢に生徒の伸びしろを重ねて考えた時、導入期の生徒さんを扱うことの責任の重さを感じることもしばしばです。

テキストの選択肢が沢山あるために、講師は迷うこともありますが、バイエルしか選択肢がなく、途中で行き詰まってピアノを続けることをあきらめてしまう生徒さんが出てしまうよりは、ありがたい悩みかとも思います。

生徒さんのピアノライフが健やかであるよう、今日もぐるぐる考えています(@▽@;)


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2016/06/09 (Thu) 18:59 | REPLY |   

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